脳梗塞が幸いする
3月4日より
今思うと不思議な縁と云うしかありません。確かに体重は減りました。しかし身長が160センチしかないボクには標準体重には“ほどとうく”、あと15キロは体重を落とす必要があると思われました。しかしそれは夢のような話でした。73キロまで落とすのも並大抵の苦労ではありません。それ以上はとても無理でした。
ところが今この日記を書いている現在の体重は58キロです。まさに奇跡としか云いようがありません。
確かに脳梗塞は大変な病気です。再発の確率も非常に高い病気です。油断は出来ませんが何か天命みたいなことを感じざるを得ないのです。心臓の冠動脈が狭窄してニトロまで持たされていたことを考えると、脳梗塞が幸いしたという気がしてなりません。そうでなければ心筋梗塞で倒れていたような気がするのです。今現在少なくとも血液や尿の検査はすべて正常です。そう考えると脳梗塞で苦しんでいること事態、逆に気分が楽になるような思いがするのです。
点滴治療中は食事は一切禁止です。その期間約2週間とちょっとだったと思います。それから重湯、お粥とゆっくり正常な食事に戻していきますが、所詮、病人食で3度の食事以外はなにも食べませんでした。以前のような食欲は全くないのです。それで急性期の病院を退院する時は67キロでした。4カ月間の安定期の病院を退院する頃は61キロになっていました。ちなみに現在は前述のとうり58キロです。
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