失意と苦しみの日々
2月23日より
点滴が始まり2,3日経つとマッサージをしてくれる人達が来ました。いわゆる理学療法士、作業療法士及び言語療法士と呼ばれ方々です。それぞれ足、手及び言語の機能を回復させることを目的とし、全員女性でした。
言語療法士以外は長い付き合いとなります。
懸命のマッサージはベットで仰向けに寝ているボクには最高の癒しになり、彼女達が来るのが唯一の楽しみになってきます。失意と苦しみの日々が続く中、彼女達はほんとに天使みたいに感じました。
このマッサージをリハビリ室に移動して本格的にリハビリを開始したのは確か2週間以上たって、点滴が終了した後だったと記憶しています。
相変わらず手足は動きません。彼女達は感触があるかを頻繁に聞いていました。感触は問題なくあり指の区別もはっきり分かりました。言葉を話すのは当初から問題はありませんでしたので失語症ではなかったことが唯一の救いだったと思います。
そのため見舞客とも十分話ができ「大丈夫ですよ」と言って帰ってもらったことを覚えています。
愛用の血圧計
続きは次回に